「オスグッド病」について

皿の下の痛みであるオスグッド病は

御存知の方も多いと思います。


本疾患は、小学校高学年から中学生に好発する

膝蓋腱付着部の疼痛と突出を呈する骨端症です。


男女比は3:2で男子に多く、約25%は両側にみられます。


訴えのほとんどは

「皿の下3~4センチのところの痛み」ですが

初めの内は朝起きた時だけ痛く、次第に部活動でも痛くなり

更に学校の行き帰りにも痛くなってきて

その内、軟骨が盛り上がってくます。


太腿の前面にあり、膝蓋腱につながる大腿四頭筋は

歩いたり、走ったりするときに膝が崩れないように強く踏ん張るためのものですが

成長期に於いては、骨の縦方向の成長が早いため、大腿四頭筋の成長が追い付かず

緊張が増加してストレスが強くなり、脛骨粗面部に炎症を起こす

とされます。


治療は保存療法が適応で

症状がひどい場合は当然、練習を休むよう

保護者の方に説明させて頂いてます。


脛骨粗面の隆起が目立ってくると、将来の心配をされる方もおられますが

後遺症はほとんどないので、その点は御安心ください。