「KING OF SPORTS」を唱える新日本プロレスに於いて、絶対に実現不可能と言われていた「究極の師弟対決」が実現しました。
平成9年4月12日、東京ドームに於ける「INOKI FINAL COUNT DOWN7」として、A猪木 対 初代タイガーマスク(タイガーキング)の一戦が行われたのです。
果たして永遠の「百獣の王」が強いのか? 蘇った「黄金の虎」強いのか?


試合前は両手で握手して、深々と頭を下げたタイガーですが、試合が始まるや、全く容赦はありません。
ローキックと回し蹴りを連発し、更に膝十字固めで猪木を攻めました。




しかしインディアン・デス・ロックで自分のペースへと持っていった猪木。
最後は6分46秒、コブラ・ツイストでギブアップを奪い、見事に勝利したのであります。




色々物議をかもした猪木のカウントダウンですが、それでもムタ、ゴルドー、そしてタイガーといった初対決が実現した事については、私は素直に嬉しかったですね。