前田日明 対 H・ヒギンズ(1987.5.11)

 当大会で5回目を迎えた87IWGPシリーズ

 「世界統一」という最初の目標からは完全にトーンダウンしたものの、この年から正式にタイトル化され、優勝者は「初代IWGP王者」としてのベルトが贈られる事になったのです。

 開幕戦(昭和62年5月11日)の後楽園ホールでは、まずBリーグ公式戦として、前田日明とH・ヒギンズが激突しました。


 優勝候補の1人である前田は寝技で攻めますが、ヒギンズが繰り出すサイド・スープレックス、バック・ドロップ、ブレーン・バスターといった大技を立て続けに食らいます。



 しかしトップロープからのフライング・ボディ・アタックをうまくかわすや、「伝家の宝刀」ニール・キックを完璧に顔面へぶちまかし、一発で仕留めたのでした。(6分10秒、片エビ固め)


 「よし!この調子のまま、翌週(18日、千葉大会)M斎藤を倒し、今回こそ優勝決定戦で(Aブロックの代表になるであろう)猪木とやってほしい!!」と、私は思ったのであります。

 しかしながら、
そのM斎藤戦はマシンの試合前に急襲により、大流血しリングアウト負け。更に25日は、タッグマッチで山崎の蹴りを食らって、胸骨剣状突起骨折を起こし、これで完全に欠場となり、残念ながら、またしても猪木とのシングルの実現はなかったのでした。

 

 嗚呼…