昭和58年8月30日、G馬場のお膝元である新潟市体育館に於いて
G馬場、D・F・ジュニア、T・ファンク 対 S・ハンセン、B・ブロディ、T・ゴディ
の6人タッグマッチが行われました。
まさに「元世界王者トリオ」対「超ミラクル・パワー・トリオ」
という超豪華な顔ぶれ
しかもこの大会は
テリー引退試合の前日に行われた興行であり
当日、来られた観客にしたら、テリーの最後の雄姿となります。


とはいえ、超獣トリオはテリーに花を持たせる気などサラサラなく
終始優勢に試合を進め
翌日予定されているファンクス対ハンセン、ゴディに向けて
少しでもダメージを与えておこうと
テリーをいたぶりました。




馬場とドリーが必死でテリーをカバーし
結果的には
12分3秒、両軍リングアウトの裁定となったのです。


試合内容的には不完全なものでしたし
当時、まだゴディのレベルは「1~2ランク低かった」とはいえ
顔合わせとしては、新日、全日合わせても
「80年代における最高の6人タッグ」であり
これを生観戦されたファンの方が羨ましいです。
ただ明日の最終回(*パート1となりましたが)につなげるなら
「ここでテリーがもっともっと痛めつけられて、フォール負けでも良かった」
と思いましたね