長州力らジャパン勢が全日に正式参戦した85激突オールスター・ウォーズ
1985年1月3日、後楽園大会はテレビマッチ初興行
ブラウン管・オープニングマッチは
G馬場、佐藤昭雄 対 K・カーン、永源遥
の一戦であります。

注目の顔合わせは、やはり同じ新潟県出身である
馬場とカーンの対戦
日プロでも大先輩だった馬場は
側頭部、喉元へのチョップでカーンの全日移籍を歓迎しました。


劣勢とみた永源がリング内に入り
2人がかりで攻めるも
今度は下腹部への蹴りでカーンを悶絶させ
更にストンピングで踏み潰します。
(*急所攻撃は通常なら反則技ですが、全日ではG馬場なら「何をやっても許される」んです)




そして、永源には16文キックから河津掛けの殺人コース
7分40秒、体固めで圧勝したのです。


馬場はその後、当シリーズでジャパン勢と7試合を戦いましたが
全てカーン絡みの6人タッグでした
そして2月21日のジャパン主催の大阪城大会で
カーンとシングルを行い、反則勝ちを治め
以後はジャパンとの抗争から一線を退く形となりました。
ちなみに馬場とカーン8試合、永源6試合、栗栖3試合、浜口2試合、谷津2試合、Ḿ斉藤1試合、寺西1試合と
対戦してますが
長州とは1度も絡んでいません笑
長州とは85年、86年と暮れの最強タッグで2回、(仕方なく?)公式戦を行ってますね。
G馬場とジャパンとの対戦
◆1985年1月3日、後楽園ホール、30分1本勝負
G馬場、佐藤昭雄(〇-✕)K・カーン、永源遥
◎馬場(7分40秒、体固め)永源
◆1月9日、呉市体育館、60分1本勝負
G馬場、天龍源一郎、G・カブキ(〇-✕)K・カーン、寺西勇、永源遥
◎天龍(12分4秒、体固め)永源
◆1月16日、芦北町立文化センター、60分1本勝負
G馬場、G・カブキ、渕正信(〇-✕)K・カーン、A浜口、永源遥
◎馬場(7分54秒、片エビ固め)永源
◆1月17日、久留米体育館、60分1本勝負
G馬場、J鶴田、G・カブキ(〇-✕)M斎藤、K・カーン、谷津嘉章
◎馬場組(13分33秒、反則)斎藤組
◆1月21日、津市体育館、60分1本勝負
G馬場、天龍源一郎、石川敬士(〇-✕)K・カーン、A浜口、栗栖正伸
◎馬場(11分48秒、片エビ固め)栗栖
◆1月23日、半田市民ホール、60分1本勝負
G馬場、J鶴田、天龍源一郎、G・カブキ(〇-✕)K・カーン、谷津嘉章、永源遥
◎鶴田(12分36秒、体固め)永源
◆1月31日、苫小牧市総合体育館、45分1本勝負
K・カーン、寺西勇、寺西勇(〇-✕)G馬場、G小鹿、大熊元司
◎カーン組(11分36秒、反則)馬場組
◆2月2日、室蘭市体育館、60分1本勝負
G馬場、天龍源一郎、渕正信(〇-✕)K・カーン、永源遥、栗栖正伸
◎天龍(13分4秒、片エビ固め)栗栖
◆2月21日、大阪城国際文化ホール、60分1本勝負
〇G馬場(9分20秒、反則)K・カーン✕
◆12月5日、愛知県体育館、世界最強タッグ決定リーグ公式戦30分1本勝負
G馬場、D・F・ジュニア(△-△)長州力、谷津嘉章
◎(時間切れ)
◆1986年12月9日、浜松市体育館、世界最強タッグ決定リーグ公式戦30分1本勝負
長州力、谷津嘉章(〇-✕)G馬場、タイガーマスク
◎長州(13分28秒、体固め)タイガー