昭和57年6月6日、全日興行・大宮大会に於いて
G馬場、大仁田厚 対 R・フレアー、D・スレーター
という
今思えば、非常に注目の一戦が行われました。

試合前、馬場とは素直に握手をする世界のフレアーですが
この時、ジュニア・クラスの
大仁田の握手には応じません。


しつこく食い下がる大仁田に対し
馬場もやれやれといったカンジで
大仁田の手を引っ張り、コーナーへ引っ込めます。


さあ、まずは馬場とフレアーの対戦
何と元世界王者・馬場が
現世界王者・フレアーを圧倒
脳天チョップでフレアーを倒し
逆水平から16文キックで完全に子供扱いです。




ここで大仁田に代わり
フライング・ボディ・アタックを浴びせるも
最後は力の差を見せつけられ
ブレーン・バスターに沈んだのであります。




大仁田はこの2年後に膝の負傷で現役を引退
しかしその後、復帰し
所持金数万円で、FMWを設立して
電流爆破デスマッチで
まさかまさかの一世を風靡
しかも40年以上経った今(*令和5年現在)も
まだリングに上がり続けてるとは…