91世界最強タッグ決定リーグ戦
平成3年12月2日、宮城県スポーツセンターでは
G馬場、A・ジャイアント 対 三沢光晴、川田利明という
ノーテレビながら、注目の公式戦が行われました。

遂に実現した三沢とアンドレの初対決(*前年の公式戦は三沢の負傷により馬場組の不戦勝)
まず両者が距離を詰めると、ロックアップではなく
いきなりアンドレの頚部へのチョーク気味のクロー攻撃です。


これをエルボーで返す三沢ですが
2階からのヘッドバッドで3倍返しを食らいました。


更に胸板へチョップを食らい
コーナーに押し込まれての逆水平チョップ


圧巻だったのは、大巨人組の連携
アンドレが逆のコーナーへ三沢を飛ばすと
そこには馬場の16文が待っていて
馬場がアンドレめがけて三沢を放ると
大巨人の丸太腕が待っていたのです。





KO寸前の三沢でしたが、トドメのエルボーは返し
ドロップキックが利かないとみるや、川田を呼び
ダブル・ドロップキックでアンドレをロープ吊りとしました。





大熱戦の試合は
馬場が川田にジャイアント・スモールパッケージ・ホールドで
ケリをつけたのです。


三沢にとっては、アンドレとの遭遇はこれが唯一となりました。
三沢対アンドレのシングル、見たかったですね。
いやっ、この時期のアンドレなら、見たくないかな笑