明るく、楽しく、時々胡散臭く(16)

「NWA世界王者」R・フレアーと

「AWA世界王者」R・マーテルによる

歴史的ダブルタイトルマッチから

一夜明けた昭和60年10月22日、京都府立体育館に於いて

今度はフレアーとマーテルが一夜限りの

「世界最強」コンビを結成

迎え撃つ日本陣営は

前年の世界最強タッグ決定リーグ優勝チームの

J鶴田、天龍源一郎組であります。


世界王者チームがターゲットに絞ったのは天龍でした。


フレアーがバックドロップ、4の字固め、ブレーンバスター

と、オーソドックスに繰り出せば


マーテルはニードロップから

フライング・ボディプレス、ダイビング・ボディアタック

と飛び道具を披露します。


負けじと天龍は延髄斬りから

場外に落ちたマーテルに対し

プランチャーの秘技でお返し


17分42秒、リングアウト勝利を飾ったのでした。


リング下でボー然の世界王者組

世界王者と言っても、まだまだ青二才

 

 

貫禄、実力ともに


このお二人にはかないませんね。