全日暮れの祭典・80世界最強タッグ決定リーグ戦
1980年12月1日、札幌中嶋体育センターでは
「夢の対決」として
G馬場 対 N・ボックウィンクル
の一戦が行われました。

2年前の同シリーズで対戦した際は
両リンに終わってますが
今回はニックが「前AWA世界王者」という
箔をつけての再戦となります。

王者時代は「ダーティーチャンプ」と言われていたニックは
開始早々、馬場を倒してコーナーに追い詰め、足蹴にし


その後はリング中央で首4の字で締め上げました。

しかし脳天唐竹割りで反撃した馬場
以後は逆水平チョップ
16文キック
ココナッツクラッシュ
河津落とし
アトミックドロップ…
と、得意技のオンパレードを披露するも






最後はニックに、足4の字固めを決められたまま
場外へと連れ込まれ
またしても両者リングアウトに終わったのです。


AWA王者には4度輝いたニック
真の実力を見せたのは、皮肉にも王者を最後に失った
あの鶴田戦(1984年2月23日)からでしょうか。
ちなみに
猪木とも90年12月26日に対戦が予定されていたものの
猪木が痛風症状により中止となりました。
残念でしたね。