猪木信者から見たババ・ザ・ワールド(23)

1980年12月11日、蔵前国技館

80世界最強タッグ決定リーグの事実上の決勝戦として

公式戦45分1本勝負

G馬場、J鶴田 対 D・F・ジュニア、T・ファンク

の一戦が行われました。

試合は大熱戦となり

残り時間も後5分というところですが

この試合に勝たなければBT砲の優勝はありません。


そこでラスト勝負をかけた馬場が

ドリーを16文キックで倒して

すかさず鶴田につなぎ

トップロープから急降下ニードロップを狙いますが

これをテリーが体を張ってドリーを守り、自らが犠牲になります。


しかしあまりにダメージが強く

場外で戦意喪失しました。

その間、馬場の河津掛け

鶴田のダブルアーム・スープレックス、フロント・スープレックスと

 

大技を食らいっぱなしのドリーが必至で返す間

 

テリーは若手に介抱してもらってる始末



ようやく戦線に復帰するも

すぐに鶴田と場外乱闘となり

G樋口がカウントを数えます。


テリーは慌ててリングに戻ろうとしますが、リング内から馬場が阻止され

その隙を狙って、鶴田がリングイン


何と残り1分10秒で、日本組がリングアウト勝ちし

最強タッグを制したのでした。


この試合はずっと見た事がなく

以前から、「機会があれば是非見てみたい」と思っていたのですが

こんなドタバタした結末だったのか!と、驚きました。


しかしオープンタッグといい、翌年のハンセン乱入といい

最強タッグの優勝が懸かった試合になると

テリーって、よく場外で一時戦線離脱することも分かりましたね笑