1980年12月11日、蔵前国技館
80世界最強タッグ決定リーグの事実上の決勝戦として
公式戦45分1本勝負
G馬場、J鶴田 対 D・F・ジュニア、T・ファンク
の一戦が行われました。

試合は大熱戦となり
残り時間も後5分というところですが
この試合に勝たなければBT砲の優勝はありません。
そこでラスト勝負をかけた馬場が
ドリーを16文キックで倒して
すかさず鶴田につなぎ
トップロープから急降下ニードロップを狙いますが
これをテリーが体を張ってドリーを守り、自らが犠牲になります。



しかしあまりにダメージが強く
場外で戦意喪失しました。

その間、馬場の河津掛け
鶴田のダブルアーム・スープレックス、フロント・スープレックスと
大技を食らいっぱなしのドリーが必至で返す間
テリーは若手に介抱してもらってる始末




ようやく戦線に復帰するも
すぐに鶴田と場外乱闘となり
G樋口がカウントを数えます。


テリーは慌ててリングに戻ろうとしますが、リング内から馬場が阻止され
その隙を狙って、鶴田がリングイン
何と残り1分10秒で、日本組がリングアウト勝ちし
最強タッグを制したのでした。


この試合はずっと見た事がなく
以前から、「機会があれば是非見てみたい」と思っていたのですが
こんなドタバタした結末だったのか!と、驚きました。
しかしオープンタッグといい、翌年のハンセン乱入といい
最強タッグの優勝が懸かった試合になると
テリーって、よく場外で一時戦線離脱することも分かりましたね笑