全日主催の83グランド・チャンピオン・カーニバルⅢは
「テリーさよならシリーズ」と銘打って行われ
昭和58年7月13日、千歳市スポーツセンターでは
G馬場、T・ファンク 対 T・J・シン、上田馬之助
という夢のタッグマッチが行われました。


今シリーズ、日本陣営に入ったテリー
是非とも凶悪コンビを倒しておきたいとこでしょうが
逆にシン、上田組の悪の攻撃にやられ
大流血に追い込まれました。


また代わった馬場も2人がかりの攻撃でダメージを受け
シンのコブラクローで失神寸前となります。


しかしここで息を吹き返したテリーが
左右のストレートで、凶悪コンビを蹴散らし
馬場を救出しました。


結局、そのまま両軍戦場を場外に移したため
両軍リンぐアウトの裁定が下り
決着は次週放送予定の
テリー対シン、馬場対上田のシングル
へと持ち越されたのです。


試合内容は不完全に終わったものの
馬場とテリーの純粋タッグは
この試合が唯一の結成ということになり
そういう意味では、非常に貴重な試合と言えます。
また全日では、暴れっぷりが足らなかった感があるシン、上田組ですが
馬場、テリー組 馬場、サンマルチノ組、馬場、ドリー組
と対戦しているのはさすがですね。
◇昭和56年10月9日、蔵前国技館
◆60分1本勝負
G馬場、B・サンマルチノ(▲-▲)T・J・シン、上田馬之助
(*11分39秒、両軍リングアウト)
◇昭和58年7月13日、千歳市スポーツセンター
◆60分1本勝負
G馬場、T・ファンク(▲-▲)T・J・シン、上田馬之助
(*12分13秒、両軍リングアウト)
◇昭和58年12月12日、蔵前国技館
◆世界最強タッグ公式リーグ戦45分1本勝負
G馬場、D・F・ジュニア(▲-▲)T・J・シン、上田馬之助
(*17分10秒、両軍リングアウト)