腰のツボ

 寒い時期になると、やはり体の痛みを相談される患者様が多くなります。そこで柔道整復師だけでなく、鍼灸師、指圧・マッサージ師という立場からの観点を含め、「腰の痛み」についてのお話をしたいと思います。


 今回は私がギックリ腰等の症状に対し、腰部(第1~第5腰椎の範囲)の中で用いる経穴(いわゆるツボ)で、代表的なものを3つほど申します。

 

①腎兪(じんゆ)-直立した時、肘がわき腹に当たる位置と同じ高さの背骨から、左右外側に指幅2本ずれたところにあります。(*対象組織は腰背腱膜で、第2・3腰椎棘突起間の外1寸5分部)

②志室(ししつ)-左右の腎兪から、それぞれ外側へ指幅2本ずれたところにあります(*対象組織は広背筋で、第2・3腰椎棘突起間の外3寸部)

③大腸愈(だいちょうゆ)-骨盤の左右上端を結んだ線と同じ高さの背骨から、左右外側に指幅2本ずれたところにあります(*対象組織は腰背腱膜で、第4・5腰椎棘突起間の外1寸5分部)

 このツボの位置は負傷個所と必ずしも一致しませんが、スタッフとのミーティングの際に大まかな部位の位置確認として、名前を出します。ツボは体の至るところにありますので、今後も説明していきたいと思います