言うまでもなく、我々人間は二本足で歩行しますが、地面に接着する足裏には、約60個のツボが存在すると言われます
また足裏には衝撃を吸収する「土踏まず」があります。
解剖学的には、その土踏まずに大きく関与しているのが足底腱膜です。
たくさん歩きすぎると、足底腱膜の中の、特にかかとに近い部分い痛みやハレが起こります。これを足底腱膜炎と言います。
歩きすぎ以外の原因として、①体のバランスが悪い ②靴が合わない などもあります。
特に歩き始めや、長い間座っていて急に立ち上がった時に痛い、と言われます。
足底腱膜炎になりやすい足の形状は足の甲が高い、ベタ足(扁平足)、外反母趾の人が多いです。
当院では、受傷原因を確認し、症状に応じて適切な手技療法を施しますが、足底腱膜炎は足裏だけでなく、下肢全体、腰、背中、首への症状をきたしている場合もあり、足底局所へのテーピング、或いは他部位へのハリ療法も効果的です。
(*イラストは一部ネットからお借りしています)



