



今回は、当院に年に数人は来院される「ロッキング・フィンガー(引っかかり指)」について説明を致します。
その本態は「中手骨骨頭(手の甲のこぶし)の掌橈側に骨棘が形成され、その隆起に副靭帯が引っかかり、ロッキングを生じたい状態」です。
特徴としては
1.ほとんどが第2指MP関節部に発生する(人差し指の付け根)
2.中高年の女性に多い
3.「人差し指を伸ばせない」を訴えて来院される
4.腫脹(ハレ)、自発痛は認めない
5.軽く牽引しながら、過伸展により整復される
というものです。
当院での整復動画をお見せします。